HSHパターン ギター配線例

HSHのようにピックアップの数が多いギターの場合、出力出来るサウンドの幅は広く、ハムバッキングピックアップが4芯線やタップ線付きのものでスイッチ等を使って配線を切替えられるようにした場合にはサウンドバリエーションはさらに豊富になります。
しかしその反面、あまり複雑なコントロールにしてしまうと操作感も複雑になり扱いにくいギターとなってしまう場合もあります。
なるべく扱いやすく、欲しいサウンドが手に入るコントロール配線が理想かと思います。

1V 1T 5Wayレバースイッチ 配線図

ピックアップ配列がハム・シングル・ハムの場合において、1ボリューム・1トーン・5WAYスイッチにてコントロールを行うベーシックな配線例です。

1V 1T 5Way オートタップ

フロント+センター、センター+リアのポジションにおいて、ハムバッキングピックアップが自動的にタップされる仕組みです。
この配線図ではハムバッキングピックアップのそれぞれ内側のボビンをキャンセルする仕様となっています。
パーツの構成は上記ベーシックな配線図と同じです。

1V 1T(タップスイッチ) 5Way

1つのプッシュ・プルスイッチ付ポットを使用してフロントとリアのピックアップのタップ切替を同時に行う仕様です。
プッシュ・プッシュのスイッチポットでも配線可能です。

1V(Fタップ) 1T(Rタップ) 5Way

2つのプッシュ・プルのスイッチ付ポットを使用してピックアップのタップ切替を個別に行う仕様です。
ボリュームの位置によってはプルアップした際にコントロールノブが演奏の邪魔になる場合があり、特にアーム付きのギターの場合は注意が必要です。
取付スペースがあればスイッチ付きポットを使用せずにON-ONのミニスイッチ等でも配線可能です。

1V(フェイズ) 1T(タップ) 5way

2つのプッシュ・プルのスイッチ付ポットを使用してピックアップのタップ切替とフェイズ切替を行う配線です。
センターピックアップの位相を切り替えることでフロント+センター、センター+リアのポジションでフェイズサウンドの出力が可能です。

オートタップ (ハーフトーン無し)

スーパースイッチを使用したオートタップ配線です。
レバースイッチの操作でハムバッカーピックアップのタップサウンドの出力選択が可能です。

2ハム ミックストーン

2ハムギターのサウンドが欲しい場合に有効な配線です。
ハーフトーンポジションではフロントとリアのミックスサウンドが出力されます。

シリーズ&パラレル&タップ切替

ON-ON-ONのミニスイッチを2個使用してハムバッキングピックアップのサウンドプリセットを個別に行う配線です。
ミニスイッチがSplit(タップ)ポジションの場合、それぞれハムバッキングピックアップの内側のボビンがキャンセルされ、外側のボビンのみ有効になります。

シリーズ&パラレル&タップ&フェイズ切替

ON-ON-ONのミニスイッチを2個使用してハムバッキングピックアップのサウンドプリセットを個別に行い、さらにハムバッキングピックアップのフェイズ切替をプッシュ・プルスイッチにてコントロール可能とした配線です。
使える音かどうかは別として、とても多彩なサウンドの出力選択が可能となります。
ミニスイッチがSplit(タップ)ポジションの場合、それぞれ内側のボビンがキャンセルされ、外側のボビンのみ有効になります。

HSH 3WAYコントロール

3WAYのセレクターを使用して操作をシンプルにした配線です。
この配線ではリアピックアップ選択時にトーンコントロールがキャンセルされます。

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