JK A.T. Custom
自分の好みに合わせてナット幅を42㎜ (G社は43㎜)とし、グリップ感はフェンダー系ギターに近い感じです。ジョイント部分はハイポジションまでアクセスしやすい形状となっています。
ボディ厚は全体で5㎜薄く、ウエストカットも入っています。
メインとサイドのポジションマークが光るLED搭載ギターです。
スペック
ボディ材:メイプル+マホガニー
ネック材:マホガニー
指板材:ローズウッド
スケール:628㎜
【主要パーツ】
ペグ:ゴトー SE780 改
ナット:カーボン
フレット:ジャンボ
ブリッジ:GOTOH GE103B 改
テールピース:GOTOH GE101A 改
【ピックアップ】
フロント:リバーシブル・ドライバー(CD-100F)
リア: SEYMOUR DUNCAN Black Winter
【コントロール】
ボリューム
トーン
3WAYピックアップセレクター
サスティナーコントロール
【LED】
カラー:パープル
※パーツ名をクリックするとリンク先(サウンドハウス)にてパーツの詳細が確認出来ます。
ボディ制作
写真をあまり撮ってなかったので、写真がある範囲で作業の紹介をします。
ボディは本家レスポールより5ミリ薄く、バックカットも入っているので座って演奏するときの安定感があります。
ネックジョイント部分はハイポジションが弾き易いように成形を行いました。
ネック製作
ポジションマークは紫LEDを入れました。
ボディ同様ヘッド面にもバインディング処理を行っています。ラージヘッドではないヘッド形状にバインディングを巻いているところが自分好みのポイントです。
ヘッド裏面とネックグリップの境はボリュートを残した形状に仕上げています。
塗装
塗装工程です。
・指板面マスキング処理
・シーラー 吹付
・バインディング部マスキング処理
・マホガニー目止め (砥粉擦りこみ)
・サンディング 吹付 研磨
・バック面マスキング処理
・トップ面着色
・トップ面マスキング処理
・バック面着色
・ロゴ入れ
・トップコートクリア吹付
・水研ぎ
・バフ研磨
この頃は家にスプレーガン等の塗装機材が無かった為、吹き付けは缶スプレーで行っています。
このギターの塗装方法については別ページで紹介しています。
組込み
塗装が終わったら組込みを行います。ブリッジのセンター位置等、確認を行いながら作業を進めます。
まとめ
今回はレスポールスタイルの形状でやってみたいことを詰め込んだギターを作ってみました。
ラージヘッドではないレスポールスタイルのギターでボディトップ面のみカスタムバインディング仕様のギターはなかなか珍しいのではないでしょうか。
ついでにポジションマークにLEDが入っていてサスティナーを搭載しているギターはなかなか無いと思います。