Frontisland “04”
ハイポジションでの演奏もストレスフリーなジョイント形状。
メインとサイドのポジションマークにLEDを搭載。
スペック
ボディ材:スポルテッドキルトメープル+ハカランダ+アッシュ+マホガニー
ネック材:メイプル
指板材:エボニー
スケール:648㎜
【主要パーツ】
ペグ:ゴトー SG360-07-HAP
ナット:カーボン
フレット:214H
ロッドナット:ESP ホイールナット
ブリッジ:フェンダー AMERICAN VINTAGE 改
ボリューム、トーンノブ:GOTOH VK3-Chrome
LEDコントロールノブ:GOTOH VK15T-Black
ジャックカバー:GOTOH JCB-2-Chrome
バッテリーBOX: FERNANDES FER-2
【ピックアップ】
フロント:SEYMOUR DUNCAN SHR-1n Hot Rails
センター:シングル
リア:SEYMOUR DUNCAN TB-6 Duncan Distortion (Trembucker)
【コントロール】
ボリューム:CTS Custom A500
トーン:CTS Custom A500
コンデンサ:Orange Drop 0.022uF (223)
セレクター:5-Way Super Switch
ミュートスイッチ:ミニスイッチ on-on
【LED】
カラー:ブルーLED
コントロール:ON-OFFスイッチ、5パターン切替、点滅スピード調整
※パーツ名をクリックするとリンク先(サウンドハウス)にてパーツの詳細が確認出来ます。
コントロール・配線
シルバーのノブとミニスイッチがボリューム・トーンのコントロールとミュートスイッチです。
ブリッジの黒いミニスイッチはLEDポジションマークのON-OFFスイッチで、黒の小さいノブがLED点灯パターンのセレクター(ロータリースイッチ)と点灯・点滅スピード調整です。
コントロールは扱いやすくシンプルにしたつもりです。
レバースイッチでハムバッキングピックアップのタップサウンドがセレクト可能ですが、通常のタップと違い抵抗を使用した配線となっていますのでハムバッキングのテイストを残したタップサウンドとなります。
制作について
なるべく軽いギターにしたかったのでボディ内部には溝が掘ってあります。
ボディのアッシュ材の上に0.5㎜のハカランダを接着し、その上に0.5㎜のスポルテッドキルトを接着しました。
塗装工程
・ネックポケットマスキング処理
・“柄”の取付
・シーラー吹付
・フィーラー(目止め)塗付
・サンディング 吹付 研磨
・トップ面以外のマスキング処理
・トップ面着色
・バック面以外のマスキング処理
・バック面着色
・トップコートクリア吹付
・水研ぎ
・バフ仕上げ
シースルー着色の場合、黄色い木材に青を吹くと緑っぽくなるので注意が必要です。今回は青い染料と紫の染料を混ぜて色味を調節しています。
フィーラー(目止め)は赤色との粉に黒い染料を混ぜて使用しています。
バック面のマホガニー部分もシースルー着色しています。
塗装台はオフィスによくある回転チェアを改造したものです。
はじめに2ピックアップの透明ピックガード仕様で組み上げましたが、思っていた雰囲気のギターではなかったのでピックガードは別色で作り直してセンターピックアップを追加しました。
まとめ
最終的に好みの感じに仕上がってくれたので良かったです。
1弦側のカッタウェイを大きくカットしていますのでハイフレットまで弾きやすいギターが出来ました。