Frontisland “09”
SSHピックアップレイアウトの24フレット仕様。
ポジションマークにLEDを搭載したカスタムギター。
スペック
ボディ材:アッシュ・マホガニー
ネック材:メイプル
指板:ローズ (400R)
ジョイント:ボルトオン
スケール:648㎜
【主要パーツ】
ペグ:GOTOH SG381-07-L6-Chrome
ナット:カーボン
フレット:214H
ロッドナット:ESP Truss rod wheel nut
ブリッジ:FENDER Big Block Tremolo 改
ボリューム、トーンノブ:GOTOH VK3
LEDコントロールノブ:GOTOH VK15T
ジャックプレート:GOTOH JCB-2
バッテリーBOX:FERNANDES FER-2
バックプレート:SCUD P-103B 改
ストラップピン:FENDER PURE VINTAGE
LED ON-OFF:ミニスイッチ 3P ON-ON
【ピックアップ】
フロント:シングル
センター:シングル
リア:ダンカンJB
【コントロール】
ボリューム:500kA(センターフェイズ切替)
トーン:500kA(サウンドモード切替)
コンデンサ:CR-223
セレクター:CRL 3-Way Switch
ミュートSW:Mini Switch 6P ON-ON
【LED】
カラー:アクアグリーン
コントロール:ON-OFFスイッチ、5パターン切替、点滅スピード調整
※パーツ名をクリックするとリンク先(サウンドハウス)にてパーツの詳細が確認出来ます。
特徴
SSHピックアップレイアウトの24フレット仕様です。
ブリッジはシンクロトレモロタイプですが、アーム差し込み部にスイッチを埋設してアームレス仕様としています。
ポジションマークにはLEDを搭載し、点滅パターンは5種類の中から切替えが可能です。
コントロール
コントロールはポジションマークのLED点滅コントロールとピックアップ出力コントロールの2系統に分かれます。
ポジションマークLEDコントロール
ポジションマークLEDはトレモロに設置されたミニスイッチでON-OFFのコントロールを行います。
点灯パターンの切替はロータリースイッチにて行います。
5種類の点灯・点滅パターンを備えています。
各パターンの点滅スピードは写真左側のノブでコントロール可能です。
ピックアップ出力コントロール
デフォルト状態(ボリュームとトーンノブが下がった状態)のコントロールは一般的によくあるSSHコントロールにミュートスイッチを加えたものになっています。
ミュートスイッチはスイッチ一つで全ミュート出来る便利なスイッチです。
ボリュームとトーンはプッシュ・プルのスイッチ付きポットを使用しています。
ボリュームのスイッチはセンターピックアップのフェイズ切替えスイッチとしました。
ボリュームノブを引き上げるとセンターピックアップの位相が反転されるので、フロントとセンター又はセンターとリアのピックアップを出力する場合にフェイズサウンドを出力することが出来ます。
トーンのスイッチはピックアップセレクターのモード切替えスイッチとしました。
ノブが下がった状態はパターンⒶのピックアップセレクトパターンとなります。
ノブを引き上げた状態ではパターンⒷとなり、どのポジションにおいてもパターンⒶと全く違うサウンドを出力します。
組み始め当初、トーンのスイッチはリアのタップ切替専用のスイッチにしようと思っていましたが、組み込み最中にこの配線を思いついたので試しに組んでみました。
パターンⒶⒷに加え、それぞれのフェイズサウンドの出力まで合わせて15種類のサウンドパターンの出力が可能なコントロールになりました。
カラーリング
今回はちょっと変わったカラーリングにチャレンジしてみました。
ボディトップ面は写真を見た感じでは普通のシースルーグラデーションですが、
ボディトップのベベルドカット部分は光の当たり方や角度で色味が変わります。
マジョーラカラーをシースルー着色したらどんな感じになるのかやってみたかったので今回試してみました。
ボディトップ面をブルーとパープルのグラデーションで塗装した上に、ベベルド部分のみマジョーラのプレアデスⅡの吹付を行っています。
ネックはマットブラック仕上げにしました。
ボディバックのマホガニー部分はシースルーブラウンで着色しています。
今回のまとめ
今回のチャレンジポイントはカラーリングでした。光の当たり方や角度によって色味が変わる面白い仕上がりになったので、次回以降も別の色調でも施工してみたいと思います。