Frontisland No,11Frontisland “No.11”

24フレットのセットネックモデル。

仕様解説

Frontisland-No,11-BODY

ボディはトップ材がライトアッシュでバック材がアフリカンマホガニーです。トップ材のアッシュは1枚の板材を挽き割って2ピースのブックマッチにしています。
ぱっと見のカラーはグラデーションブラックですが、光の当たり方でピックガードとべベルドカット部分が青〜紫に変色します。

Frontisland-No,11ボディバック

ネックはメイプル+マホガニーの5ピース構造です。ネックジョイントはセットネック構造としました。
ハイポジションまで演奏しやすいジョイント形状としています。

Frontisland-No,11-HEAD

ペグはGOTOH製でH.A.P(Height Adjustable Post)を採用しています。
こちらのペグは各弦のペグポストの高さを任意に設定出来る構造となっています。ナットへの弦のテンション(プレッシャー)を調整することでストリングアングルを確保しているのでストリングリテイナーは付けていません。

Frontisland-No,11 指板

指板材にはホンジュラス・ローズウッドを採用しました。指板Rは400です。

サイドのポジションマークはトーンノブを引き上げることで点灯します。
ボリュームポットを引き上げるとメインとサイドのポジションマークが点灯します。メインポジションは配線トラブルにより3フレット部のLEDが点灯しません。メインの点灯パターンは流れ点滅に固定しています。

コントロール

Frontisland-No,11 コントロール解説

1ボリューム、1トーンと3WAYのピックアップセレクターという基本的なコントロールをベースとし、ピックアップのモード切り替えスイッチを追加してフロントとリアのピックアップモードを個別にプリセット可能としました。プリセットの設定次第で多彩な音作りが可能です。

あると便利なミュートスイッチはワンタッチで音がミュート出来るスイッチで、マシンガン奏法にも有効です。

まとめ

Frontisland-No,011

今回はコントロール部の配線が表側から見えないように構造を変更してみました。
加工の面では手間が多くなりまが、コントロールの配線部分には裏側からアクセス出来るようになったのでメンテナンス性が良くなった部分はあると思います。

今回も弾きやすいギターに仕上がってくれたと思います。

製作ギター

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