Frontisland “No.10”
24フレットのセットネックモデル。
スペック
ボディ材:スポルテッドキルトメイプル+ライトアッシュ+マホガニー
ネック材:ハードメイプル+マホガニー
指板材:エボニー
スケール:648㎜
フレット数:24
【主要パーツ】
ペグ:GOTOH SG381Custom
ナット:Floydrose R2 Custom
フレット:JESCAR #58118 Stainless
ロッドナット:ESP ホイールナット
ブリッジ:Floydrose 37 Custom
ボリューム、トーンノブ:GOTHO VK3
LEDコントロールノブ:GOTOH VK15T
ジャックプレート:GOTOH JCB-2
バッテリーBOX: FERNANDES FER-2
ストラップピン:JIM DUNLOP SLS1034G
LED ON-OFF:ミニスイッチ6P on-on
【コントロール】
ボリューム:※ピックアップ付属ポット
トーン:※ピックアップ付属ポット
セレクター:CRL 3-Way Switch
【LED】
カラー:パープル
コントロール:ON-OFFスイッチ、5パターン切替、点滅スピード調整
※パーツ名をクリックするとリンク先(サウンドハウス)にてパーツの詳細が確認出来ます。
仕様解説
スポルテットキルトメイプルをボディトップにラミネートした1本です。
青を基調としたカラーリングとしました。木地着色とガンによる吹付け着色の組み合わせで木目を生かした仕上げとしています。
ブッリッジはフロイドローズを搭載し、アームのアップダウンが可能です。
コントロールは1ボリューム、1トーン、3WAYピックアップセレクターです。
ピックガードのミニスイッチはポジションマークLEDのON-OFFスイッチとなっています。
ボディにマウントされた2つのノブはLEDの点灯パターン切替えスイッチと点滅スピード調整ノブとなっています。
ピックアップはフロントにEMGの89R、リアに89を載せています。
「89Rの“R”は『リバース』という意味でロゴが反転していることを意味しています。『リア用』という意味ではないですよ。」ということを昔通っていた楽器屋さんから教わりました。
89はデュアルコイルモードとシングルコイルモードの2種類のサウンド出力が可能となっています。
ピックアップの内部の構造は図のようになっています。89に対して89Rはピックアップ自体を反対向きに設置していることが分かります。そのため、ロゴを反転させる必要があるのです。
89はL1とL2のコイルを使用したデュアルコイルモードであるハムバッカーサウンドが出力されます。シングルコイルモードではL2とL3のコイルを使用したシングルサウンドが出力されます。
シングルコイルモードでは、使用するボビンの位置が89Rはネック寄りで89はブリッジ寄りとなる設定です。
ネックジョイントはセットネックです。ハイポジションまで弾きやすく、強度の確保と演奏性の良さを狙った形状としています。
ボディ裏面にはLEDとEMGの2つの電池ボックスを備えています。
スプリング調整や弦交換がスムーズに行えるよう、裏のパネルは取り付けしません。
今回はおしゃれな感じにネックグリップを着色してみました。
ヘッドトップにもスポルテッドキルトメープルをラミネートしています。
コントロール
コントロールはピックアップとLEDのコントロールに分かれています。
ピックアップのモード選択はボリュームとトーンのノブの上げ下げで切替を行います。
まとめ
過去に同じボディ形状でパーツの構成も同じスルーネックのギターを作ったことがありますが、そのギターに近い音の感触でした。
フレットはステンレスのジャンボタイプだったりポジションマークにLEDが入っていたり、こだわればこだわるだけ制作・施工に手間はかかるので作るのは大変でしたが、自分好みな1本に仕上がってくれました。