フェンダージャパン JB45

フェンダージャパン JB45

【作業内容】
・ボリュームポット不具合対応
・ナット交換
・ペグのグリスアップ
・全体調整
・弦交換 等
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リアボリューム ノブが回らない

リアのボリュームポットが固着して、手で全く回せない状態です。
ポット自体が構造的に破損しているわけではなく、シャフト軸と軸受けの部分の動きが良くないようです。

電装パーツの交換

コントロール部分の電装部品はリフレッシュを兼ねて全て新品に交換することにしました。

ボリューム・トーン ポット
250kAカーブ (ミニサイズ)
250kAカーブ (ミニサイズ)
トーン コンデンサ
オレンジドロップ 473 [0.047uF]
オレンジドロップ 473 [0.047uF]
ジャック
スイッチクラフト モノラルジャック
スイッチクラフト モノラルジャック

(サウンドハウス)

ポットの互換性について

ポットにはサイズと容量に色々な規格があります。違うサイズ規格のポットに交換する場合には別途加工が必要となることがあります。

例えば、Ⓐのノブを取り付ける部分はインチ・ミリの規格があり、規格違いのノブはそのまま取り付けられない場合があります。

Ⓑの部分も太さや長さが違ったりします。
※ミリ規格のJB用コントロールプレートにインチ規格のポットは入りません。ポット取付穴の拡大加工が必要となります。

ポット本体の大きさについて、写真右のミニサイズのポットから写真左の大きいサイズのポットに交換する場合、コントロールキャビティ内のザグリに収まるかチェックが必要で、干渉する場合にはクリアランス確保の為のボディ加工等が必要となります。

特にこだわりが無ければ同じ寸法規格のポットに交換するのが無難です。

ポットの裏にハンダが乗らない場合

今回は同じミニサイズ規格のポット
ALPHA社のALP-2501に交換しました。

こちらのポットは本体裏部分にはハンダがそのまま乗りません。

ハンダを乗せたい場所の表面のコーティングを取るイメージで鉄鋼ヤスリ等で表面を削ることでハンダが乗り易くなります。

ナット交換

弦を張っていない時のナットの弦溝の深さ(高さ)確認ですが、私はカッターの刃を使います。ナットと2フレットに刃を置いて1フレットと刃との隙間の間隔を見ます。今回は1フレットと刃は完全に接触しており、2フレットと刃の間に大きく隙間が出来る状態でした。
ナット弦溝が低すぎて解放でビビるのはNGなので交換が必要です。

写真上が取り外したナットです。
下はこれから取り付けるナットです。
ボーンナット (上下R付き)ボーンナット (上下R付き)(サウンドハウス)

ナット取付、仮加工は弦を外した状態で行いますが、最終的な溝切り仕上げは弦を張ってから行っています。

ダダリオ EXL165(45-105)
ダダリオ EXL165(45-105)(サウンドハウス)

ペグのグリスアップ

チューニングを合わせようとしてペグを回したときにギクシャクしたり硬かったりしてチューニングがスムーズに出来ない状態でした。

このような症状は写真のようにペグのシャフト軸受けがカシメ止めタイプでオープンギアのベースペグで見かけます。

今回の場合は一度ヘッドから取り外してオイル添加、グリスアップを行うことで改善することが出来ました。