Fender
Precision Bass
LEDカスタム
スペック
ボディ材:アルダー
ネック材:メイプル
指板:エボニー(400R)
ネックジョイント:ボルトオン
フレット数:21
【主要パーツ】
ペグ: GOTOH GB2
ナット:カーボン
フレット:JESCER #57110ステンレス
ジョイントプレート:FENDER “F” PLATE
ブリッジ:GOTOH 201B-4 Chrome
ピックガード:FENDER Gold Anodoized
ジャックカバー: GOTOH JCB2-Black
ストラップピン:ジムダンロップ SLS1401N
バッテリーBOX: FERNANDES FER-2
【ピックアップ】
フロント:DIMARZIO DP122
リア:フェンダー純正JBタイプ
【コントロール】
フロントボリューム:CTS Custom A500
リアボリューム:500A プッシュ・プルポット
マスタートーン:500A プッシュ・プルポット
コンデンサ:Orange Drop 0.022uF (223)
【LED】
カラー:パープル
コントロール:4パターン切替、点滅スピード調整
※パーツ名をクリックするとリンク先(サウンドハウス)にてパーツの詳細が確認出来ます。
製作(改造)にあたって
今までLEDポジションマークのギターは何本か作ってきましたがベースは作ったことが無かったので、フェンダーのプレべを改造して作ってみようと思いコツコツ製作を進めていたものです。
どうせやるならということで、自分なりのコンセプトで全体をまとめてみました。
とは言っても、ただただやってみたいことをやってみただけのものです。
<主な変更点>
・メインとサイドのポジションマークにLEDを搭載
・ボディカラーをブラックパールへ変更
・リアピックアップを追加
・フレットを1 本追加 (21フレット)
・ロット調整溝を設ける
ピックアップを追加してPJ仕様に
以前フェンダーのジャズべのピックアップ交換をした際に取り外したピックアップが余っていたのでリアに載せてみることにしました。
ピックアップの追加で必要となるのはピックアップマウント部分のザグリ加工とコントロールの変更です。
ピックアップのザグリ加工についてはルーターやトリマーで加工しました。
長めのドリルで配線穴を開けることも必要です。
コントロールについては幾つか方法があると思います。
段付きポットにするだとかピックガードにポット取付穴を追加してスイッチを増やすとか。
自分の場合はジャック穴を利用して2ボリューム1トーンとしたのでボディサイドに穴を開けてサイドジャック仕様としました。
コントロールの変更
基本はジャズベースのコントロールです。
やってみたかったこととして、スイッチポットを使ってハムサウンドとフェイズサウンド切替を付けました。スイッチポットはそのままではボディに収まらないのでコントロールザグリを深く彫り直す必要があります。ポン付け出来ませんので注意が必要です。
フロントとリアのピックアップを直列に切り替える、いわゆるハムバッキング配線の場合はハムバッキングピックアップのような音になり音圧が増します。フェイズサウンドでは思ったほどエキゾチックなサウンドにはなりませんでした。
ポットの抵抗値は500Kをチョイスしてみました。図の表記は473ですが、コンデンサは223を使用しています。
ネックについて(LED・フレット追加)
LEDを入れる為、指板を新たに作るついでに指板を延長してフレットを1本追加することとしました。フレットを延長することで21Fのポジションマークも1個増やすことが出来ますが、このポジションマークの真下にトラスロッドナットがくるのでネック本体に配線溝が彫れません。なので、指板を厚めにして指板内に配線を全て納めるようにしました。
指板を厚くすることで指板延長ツバだし部分の強度も稼げますが、リスクもあります。指板を厚くしたぶんグリップ部分を削りこんでネック全体厚を調整する必要があるので、場合によってはグリップ部分を削った際にトラスロッドが出てきてしまう可能性があります。今回は運よく大丈夫でした。
フレットを追加したこともありハイフレットが弾き易いようにボディのネックジョイント部分を斜めにカットしてみました。