アコスタ 赤レリック

カスタムの内容

アコスタ 赤レリック ボディ

今回のカスタムの内容はKing Gnuの常田さんの持っている赤いアコスタみたいにしてほしいというご要望です。
大まかな作業の内容は以下の内容です。

●ボディ再塗装(エイジド加工)
●ピックガード製作・取付
●コントロールプレート製作・取付
●コントロールノブ交換

塗装工程

アコスタ赤レリック作業風景3

塗装作業に向けてピックアップやコントロールを取り外します。
こちらは上位モデルのアメリカンシリーズですが、ピックアップを3つ搭載したモデルとなります。その中でもボディセンサーピックアップの取り外しが厄介でした。

ボディトップ材は波打ち状態で平面が出ていない状態でした。普通のエレキギターとは構造が違うので色々と厄介です。

アコスタ赤レリック作業風景6 アコスタ赤レリック作業風景白 アコスタ赤レリック作業風景赤

元の色を残したままでは色味の再現が出来ませんので塗装は剥離が必要です。
塗装の剥離が終わったら木地を整えて塗装を行います。フィーラー→シーラー→サンジングの作業を行いマホガニーの導管を埋めて着色前の塗装下地を作ります。

全体に白を吹き、その上に赤を吹きます。

トップコートクリアを吹きバフで磨いた後、エイジド加工を行います。

アコスタ赤レリック作業風景14

ピックガードとコントロールプレートを仮置きしてエイジドの位置を確認します。
全く同じものの再現は難しいですが、似たような感じには仕上げることができます。

アコスタ赤レリック作業風景組込み

塗装工程が終わったら電装系パーツを組み込み、全体の調整を行います。

まとめ

アコスタソニック 赤レリック

資料が少ないので確認できる範囲での再現となりました。

作業期間:約3ヶ月
費用:149,800円

詳細はお問い合わせください。

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