アコスタソニック 赤

費用:149,800円
作業期間目安:約3ヶ月

【施工内容】
・再塗装
・サウンドホールカバー制作
・ピックガード制作
・コントロールプレート制作
・コントロールノブ交換
・エイジド加工

カスタムの内容

アコスタソニック 赤エイジド加工1

今回のカスタムの内容はKing Gnuの常田さんの持っている赤いアコスタみたいにしてほしいというご要望です。
ギターマガジン2025年2月号に掲載された写真を参考に施工しています。

アコスタソニック 赤裏面

ボディ裏面です。

アコスタソニック サウンドホールカバー

サウンドホールカバーも制作しました。
中心部はプラスチックで外周部分はゴム製です。取付はサウンドホールにはめ込むだけなので簡単に脱着できます。

塗装工程

アコスタ赤レリック作業風景3

塗装作業に向けてピックアップやコントロールを取り外します。
こちらは上位モデルのアメリカンシリーズですが、ピックアップを3つ搭載したモデルとなります。その中でもボディセンサーピックアップの取り外しが厄介でした。

ボディトップ材は波打ち状態で平面が出ていない状態でした。普通のエレキギターとは構造が違うので色々と厄介です。

アコスタ赤レリック作業風景6 アコスタ赤レリック作業風景白 アコスタ赤レリック作業風景赤

元の色を残したままでは色味の再現が出来ませんので塗装は剥離が必要です。
塗装の剥離が終わったら木地を整えて塗装を行います。フィーラー→シーラー→サンジングの作業を行いマホガニーの導管を埋めて着色前の塗装下地を作ります。

全体に白を吹き、その上に赤を吹きます。

トップコートクリアを吹きバフで磨いた後、エイジド加工を行います。




アコスタソニック 塗装中

全く同じものの再現は難しく全く同じ模様にはなりませんが、似たような感じには仕上がります。

塗装工程が終わったら電装系パーツを組み込み、全体の調整を行います。

まとめ

アコスタソニック 並び

作業期間目安:約3ヶ月
費用:149,800円

Acoustasonic Player Telecaster及びAmerican Acoustasonic Telecasterのどちらのシリーズでも施工可能ですが、All-Mahoganyタイプの場合はボディトップ面の木の種類が異なるため、ピックガード脇にあるエイジド加工で木が露出する部分の見た目が写真のようにはなりません。
全く同じエイジド模様の再現は困難な為、仕上がり模様は写真と異なる場合があります。
ストラップロックは別売りで施工費用に含まれません。
施工費用とは別に支払い時の振込手数料が必要となります。
宅配持ち込みの場合には別途往復の送料が必要です。

その他詳細はお問い合わせください。

関連記事